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一般社団法人 しんらいの会 支援事例

支援事例 1:万一の時、わたしは一体どうなるのだろう?!
支援事例 2:一人暮らしで何かあったらどうしよう?
支援事例 3:重度のリウマチでお金を銀行からおろせない
支援事例 4:障害手帳の更新をうっかり・・・
支援事例 5:大きな手術に際して・・・
支援事例 6:夫の私が保証人ではダメなのですか?!でも安心しました!

 

支援事例 1

万一の時、わたしは一体どうなるのだろう?!(Tさん:80代 女性)

ご兄弟はすでに他界されており、甥御さんと姪御さんが入居施設の身元保証人をしておられました。関わりの特に深いご親族はおられませんでした。このような中で、ご本人は、もし自分自身が入院した場合の金銭の管理や万一の時の病院の身元引き取りについて、お悩みでした。

そこで施設を通じて、当会をご紹介いただきご契約をいたしました。


喪主を務める青木理事長契約をしてから数ヶ月後、病院にご入院をされました。その後、急に容体が悪化しました。病院にはスタッフが駆けつけ、3時間後にお亡くなりになりました。お亡くなりになって3日後、当会の代表が喪主を務め葬儀を行い、同日火葬いたしました。


諸事情によりご本人の実家のお墓には入れないために、49日が過ぎてから当会の提携しているお寺に納骨をさせていただきました。

支援事例 2

一人暮らしで何かあったらどうしよう?(Kさん:80代 女性)

ご主人はすでに他界しており、現在は一人暮らし。もともとの出身は県外で、ご主人が定年退職後、茨城県に転居。ご近所付き合いも少なく、頼れる身寄りも特におられません。月々の生活は年金生活。


そこで、ご本人が入院した場合や万一の時を考えて、某地域包括支援センターの担当者の方よりご紹介をいただき、ご本人に当会のご説明をさせていただき、ご入会いただきました。


現在、週に1〜2度程度、電話にてお話をしています。Kさんよりご要望があった場合にはかけつけるようにしております。


ご紹介いただいた地域包括センターの担当者の方より、「しんらいの会に入会してから、Kさんは明るく元気になりました。」と言っていただきました。これからも精一杯ご支援をしていきたいと思います。

支援事例 3

重度のリウマチでお金を銀行からおろせない(Fさん:80代 男性)

奥さまは10年ほど前に他界しており、現在は一人暮らし。重度のリウマチのため、ご自身で起き上がったり、立ち上がることができません。また字を書いたりすることがとても困難な状態です。ただし判断能力は十分にあります。


ご本人がお困りだったことは、銀行からお金をおろすことができないということです。数か月前まではヘルパーさんが代理で口座からお金をおろしていました。しかし、某銀行よりご本人でないと引きおろしできない旨を伝えられました。


判断能力があるために日常生活支援事業を利用できないために、社会福祉協議会およびケアマネジャーさんよりご相談をいただきました。>ご本人にご支援させていただく内容をご説明させていただきました。その後、ご契約をいただく前に、遠方のご親族の方に支援内容などについてご説明をしました。


銀行に関する手続き書類には自筆のご署名ご捺印を弁護士立会いのもとでいただき、契約書にはご親族の方に本人の意思をご確認いただき、郵送にて代筆いただきご契約をいただきました。

支援事例 4

障害手帳の更新をうっかり・・・。(Fさん:60代 女性)

ご本人は独身で、ご兄弟はすでに他界されています。ご本人は障害があるため40年以上、病院にて入院生活をしています。


このケースの相談者は、ご本人の兄の奥さまである義姉さんからでした。


義姉さんはお仕事がとてもお忙しい日々を送られておりますが、これまでずっと諸手続きや支払い、付き添いなどの支援をされてこられました。お仕事があまりに多忙のため、障害手帳の更新をうっかり忘れてしまいました。


そこで病院や行政への手続きや対応、また万一の場合の対応について悩まれておられました。義姉さんは友人より当会を紹介され、義姉さんが契約者でご本人が会員となられました。入院されている病院にも事情を説明させていただき、当会にてご支援をさせていただくことになりました。


現在は、週に1〜2回程度、ご本人よりお電話をいただいております。また病院からもさまざまなご連絡をいただき、対応させていただいています。

支援事例 5

☆ 大きな手術に際して・・・。(Tさん:60代 男性)

ご本人は独身で、結婚経験もありません。ご自宅を所有していて、ゆうゆうの一人暮らし。 ところが胸に強い痛みを感じ、総合病院で検査をしました。


その結果、食道のところにガンを発見しました。総合病院からがんセンターを紹介いただきました。


がんセンターに入院をするにも、保証人を誰に頼んだらよいのか?というお悩みを・・・。ご兄弟はいるのですが、みなさん高齢であり、遠方であるため迷惑をかけたくないということで「しんらいの会」にご相談の電話をいただきました。


お話をお伺いしてから、弁護士に立ち会っていただき、速やかにご成約いただきました。その後、病院への入院への付き添い、医師との面談、手術の立ち会い、退院のお手伝い、介護保険の申請書を役場に提出等、さまざまなご支援をさせていただいております。


手術には、お姉さんも同席してくださいました。お姉さんも当会のスタッフがいるため安心しておられました。また医師の術後の説明を聞いたりする際にも、同行し当会スタッフがメモなどをとりました。入院や手術に対して当会スタッフの支援によりご家族やご本人よりたくさんのお礼のお言葉をいただきました。


今後もご本人だけではなく、ご家族も安心できるようにご支援をしていきたいと思います。

支援事例 6

夫の私が保証人ではダメなのですか?!でも安心しました!(Kさん:70代 男性)

奥様は、約2年前から病気で入院生活。ご主人が病院には週に3回程度お見舞いに・・・・。


しかし、病院より「誰か別の保証人をつけてもらえませんか?」とのこと。保証人がご主人ではなく、もし万が一のときに対応できる人にしてほしいとのことでした。


ご主人は、週に3回、別の病院に透析のため通院しています。またご主人の体調も悪く、もしものときに対応ができないのではないか、ということでした。


奥様の容体はだいぶ良くない状態でした。ご主人も高齢で体調も悪く不安を抱えておりました。そこで病院の相談員の方から当会をご案内いただきました。ご入会後は、ご主人も大変安心されました。


そして先日、奥様が他界されました。

私どもしんらいの会でご支援をさせていただき、葬儀をとり行いました。またその後の市役所への諸手続きなどもご支援させていただきました。「無事に看取ることができて良かった」っとご主人よりお言葉をいただきました。